愛する者たち。私たちは、互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。愛のある者はみな神から生まれ、神を知っています。

●古い約束と新しい約束


 聖書は“旧約聖書”と“新約聖書”の2部に分かれています。
 ある人は、聖書というのは、古い訳と新しい訳の2つがあると思われているようですが、“旧約”と“新約”の“約”は「約束」の“約”であることを覚えてください。そして、そこには神様が私たち人類にされた数々の約束(契約)が記されているのです。
  


   
●古い約束=旧約聖書


 旧約聖書の一番はじめのところ=創世記には、神様が造られた最初の人アダムとエバのことが記録されています。アダムとエバはとても恵まれた環境の中(エデンの園)におかれました。ただ一つ、彼らに与えられた制限とは、エデンの園の中央にある「善悪を知る木」の実をとって食べてはいけないと言うことでした。ところが、ヘビ(悪魔)にそそのかされた彼らは、その木の実をとって食べてしまったのです。それ以来、人の心の中には“罪”が宿るようになってしまったのです。
 そのような人類に、神様が与えられたことは何だったでしょう。罰だったでしょうか? いいえ、神様が私たち人類に与えてくださったのは、私たちを罪から救う約束だったのです。
 神様は旧約聖書の中で何度も、私たちを救うための方法を語って下さいました。その方法とは、私たちが犯した罪のために、ひとりの救い主を遣わして下さるということでした。その救い主について、旧約聖書は細部に至るまで説明がなされています。つまり、いつ、どのようなかたちで、どこで、だれの子供として生まれ、どのような生涯をおくり、私たち人類のために何をして下さるのか、ということが事細かに約束されていたのです。
 そして、今からおよそ2000年前、その約束の通りに現れて下さったのがイエス・キリスト様なのです。イエス・キリスト様が現れて下さることにより、旧約聖書に約束された神様の約束は達成されました。ですから、達成された約束という意味で=“旧約”と呼ぶのです。



●新しい約束=新約聖書


 旧約聖書で約束された救い主は、約束通り遣わされました。そこで神様は新たなる約束を私たち人類に結んで下さいました。その約束とは、その救い主を受け入れる人(信じる人)は罪から救われるという約束です。
 旧約聖書の中の約束を果たされた神様は、今度も約束を果たして下さるお方です。

「もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。聖書はこう言っています。『彼に信頼する者は、失望させられることがない。』」(新約聖書/ローマ10:9-11)